文学の一燈

~せめて小さな“ともし火”をともそう~

2017-07-23から1日間の記事一覧

高村光太郎 「智恵子 抄」 非情の純愛 絶対孤独への反証

「そんなにもあなたはレモンを待ってゐた」―日本文学史に永遠に残る愛の絶唱であろう。歌った男の名は、高村光太郎。歌を贈られた女は、妻、智恵子。この日、智恵子は、七年にわたる精神病と肺結核とにより、ついにこの世を去った。世を去った? いや、そん…