文学の一燈

~せめて小さな“ともし火”をともそう~

2016-05-15から1日間の記事一覧

三島由紀夫「金閣寺」 「究竟頂」の扉をめざす文学的系譜

「三島由紀夫は金閣寺のラストを書くために生まれた。」と、言っては、言い過ぎだろうか。あたりまえだ。言い過ぎだ。と、えらい人たちに叱られる。では、こう言っては、どうだろう。「金閣寺」のあとの三島の作品なんて、あれは、ぜんぶ、おまけみたいなも…